こんにちは。2月末は暖かかったので、春が近づいたなと感じておりましたが、3月に入ってまた寒くなりましたね。

皆さま、お体はご自愛ください。

さて、本日の本題です。

実は光明寺には、境内を隔てる壁がありません。もちろん、境内という概念はありますが、それを明確に示すいわゆる壁がないのです。他のお寺や神社には、おおよそありますよね?

境内は普通の土地とは違って、神聖な場所であり、古くから役人も立ち入ることができない場所だったそうです。その為、境内を明確にするためにいわゆる壁(塀)を建てられたのだと思います。

では光明寺にはなぜないのでしょうか?

理由はわかりませんが、私はこういう風に考えております。昔の住職がどんな人でも受け入れるお寺にしたかったのではないか?と。

光明寺は浄土宗なので、阿弥陀様崇拝と御釈迦様崇拝の二尊教です。

阿弥陀様は、お念仏を唱える人はどんな人でも極楽浄土に迎えると誓って、阿弥陀様になられた方です。以前の住職が阿弥陀様の教えに従い、どんな人でも受けられるお寺にしたかったのではないか?そのメッセージではないか?と考えると素敵なことだと思います。※あくまで主観です。

Photo taken with Focos


これからも光明寺が「どんな人でも受け入れらるお寺」を目指して、日々精進してまいります。

皆さんに幸がありますように・・・。合掌。

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